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お知らせ一覧

【講演会・講習会等】新技術説明会のお知らせ(1件)6/15更新

 
東北大学 新技術説明会 【オンライン開催】

【主催】科学技術振興機構、東北大学

 
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東北大学 新技術説明会 【オンライン開催】
 
東北大学から創出された研究成果に基づく特許技術による新技術説明会を開催します。

新技術説明会では、ライセンス可能な特許技術を発表することを原則としており、
研究者自らが、ビジネスマッチングを意識したプレゼンテーションを行います!
オンラインでの開催となります。ぜひ、お気軽にご参加ください。
 
【日 時】 2022年7月14日(木) 9:55~15:55
 
【会 場】 オンライン開催    
 
【参加費】 無料
 
【申込方法】
聴講をご希望される方は、「説明会のお申込みはこちら」 よりお申込みください。聴講用URLは開催日の前日にお申込みの際にご登録いただいたメールアドレスにお送りします。申込受付〆切:開催日前日の正午まで
 
■その他詳細については、☞ ホームページ をご参照下さい。
 
 
《プログラム》
【開会挨拶】9:55~10:00

東北大学 産学連携機構 総合連携推進部 部長 小田 喜夫

 
1)エネルギー 10:00~10:25

「2次元シート材料を用いた完全透明太陽電池の開発」

東北大学 大学院工学研究科 電子工学専攻 准教授 加藤 俊顕

 
原子オーダーの厚みである2次元半導体シート材料を活用した、可視光透過率80%以上で発電可能な、完全透明太陽電池の開発に成功した。特定のデバイス構造を取った時のみ発電することを発見し、実用デバイス駆動可能なレベルの発電に成功している。
 
2)医療・福祉 10:30~10:55

「能動多機能ファイバセンサ」

東北大学 学際科学フロンティア研究所 新領域創成研究部(デバイス・テクノロジー) 助教 郭 媛元

 
熱延伸処理により、多様な機能を線径1mm以下の微細な繊維内部に一括で内包が可能な能動ファイバセンサを作製する。実例として、カーボン電極や光ファイバ素子によるセンサ機能や形状記憶合金線によるアクチュエータ機能を併用でき、生体内での能動的かつ立体的なセンシングも将来的には可能となる。
 
3)エネルギー 11:00~11:25

「脂肪酸を活用したイオン交換によるバラエティ豊かなプロトンセラミックスの合成」

東北大学 大学院工学研究科 知能デバイス材料学専攻 助教 石井 暁大

 
プロトンを高濃度に含むセラミックスを結晶構造 (安定・準安定)、組成 (電子伝導性・絶縁性)、組織 (緻密体・多孔体・積層体)に関して自由度高く合成する方法を開発しました。この活用による、燃料電池、H2・NH3・CH4製造電気化学セル、水素センサー、水素透過膜の開発を見込んでおります。
 
4)計測 11:30~11:55

「非線形過程を用いない可視光ニードルスポット顕微鏡技術」

東北大学 多元物質科学研究所 光物質科学研究分野 准教授 小澤 祐市

 
レーザー走査型顕微鏡による3次元画像取得では、従来には観察面を移動しながら複数回の2次元画像取得を繰り返す必要がありました。本技術は、可視光波長域のレーザー光を使用して長焦点深度の光ニードル状集光スポットを生成し、これを走査光として1回の2次元走査のみから3次元情報を取得する高速な3次元イメージングを可能にします。
 
5)製造技術 13:00~13:25

「高融点材料の単結晶育成技術と高密度単結晶材料」

東北大学 金属材料研究所 先端結晶工学研究部門 准教授 横田 有為

 
2400℃を超える融点を有する無機材料の単結晶育成技術を開発し、当該技術を用いて9 g/cm3を超える高密度を有する光学単結晶材料を開発した。開発した高密度単結晶材料は、高い透過性を有しており、新規高密度シンチレータ単結晶として高エネルギー用放射線検出器などへの応用が期待される。
 
6)材料 13:30~13:55

「Liイオン電池用高分子コンポジット電解質」

東北大学 材料科学高等研究所 デバイス・システムグループ ジュニア主任研究者(准教授) 藪 浩

 
ハニカム多孔膜とLiイオン塩を光架橋性高分子中に担持することで、簡便に製膜可能で柔軟性があり、漏液がなく、10^(-4) S/cm以上のLiイオン伝導性と高いLiイオン輸率、4.7V程度の広い電位窓を実現した半固体状高分子電解質を提供する。
 
7)医療・福祉 14:00~14:25

「ウェアラブル脈波センサのための脈拍間隔ノイズ除去フィルタ」

東北大学 データ駆動科学・AI教育研究センター データ基盤・セキュリティ教育研究部門 助教 湯田 恵美

 
ウェアラブルセンサによる日常生活中の脈波の計測が広く普及しているが、そこから得られる脈拍間隔データには特有のノイズが多量に含まれ、自律神経機能評価等のための脈拍変動解析の妨げとなっている。そこで、生理的な脈拍間隔の変動速度や加速度の分布特性を利用したノイズ除去フィルタを開発した。
 
8)エネルギー 14:30~14:55

「水熱処理を用いたおが粉からの高結晶性炭素の低温合成」

東北大学 学際科学フロンティア研究所 新領域創成研究部 助教 中安 祐太

 
本技術は、持続可能なバイオマス資源を原料として利用し、低温で高結晶性炭素を製造するものである。具体的には、バイオマス原料にFeを含浸させた後、250°Cの水熱処理を行うことにより前駆体を得る前駆体製造工程と、前駆体を650°C以上に加熱して高結晶性炭素を得る炭化工程とを有することを特徴とする。
 
9)エネルギー 15:00~15:25

「安価で安全な太陽電池のキーマテリアル:n型硫化スズ薄膜」

東北大学 多元物質科学研究所 金属資源プロセス研究センター 助教 鈴木 一誓

 
硫化スズは、安価で安全な太陽電池材料として期待されていますが、変換効率は5%程度で実用化の見通しはたっていませんでした。同じ半導体を接合するホモ接合であれば高効率化できるとされますが、n型硫化スズ薄膜の作製法は知られていませんでした。本技術では、プラズマ化した硫黄を供給する独自のプロセスで、世界で初めてのn型硫化スズ薄膜の作製に成功し、高効率化への道を拓きました。
 
10)デバイス・装置 15:30~15:55

「電子の運動の超精密計測で究めるモノの性質の起源」

東北大学 多元物質科学研究所 マテリアル・計測ハイブリッド研究センター 教授 髙橋 正彦

 
本技術は、革新的電子分光技術である。その最大の特徴は、低速電子から高速電子まであらゆる電子を対象とでき、さらにエネルギーと角度の双方とも桁違いの超高分解能でそれら電子の計測を可能にする点にある。電子分光原理のシンプルさ故、本技術は汎用性と利便性を広範な科学・技術分野へ提供できる。