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崇城大学

お知らせ一覧

【講演会・講習会等】新技術説明会のご案内(3件)

 
1)金沢大学 新技術説明会 【オンライン開催】

【主催】科学技術振興機構、金沢大学

 
2)公立諏訪東京理科大学 新技術説明会 【オンライン開催】

【主催】科学技術振興機構、公立諏訪東京理科大学

 
3)東京都立大学 新技術説明会 【オンライン開催】

【主催】科学技術振興機構、東京都立大学

 
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1)金沢大学 新技術説明会
 
金沢大学から創出された研究成果に基づく特許技術による新技術説明会を開催します。

新技術説明会では、ライセンス可能な特許技術を発表することを原則としており、研究者自らが、ビジネスマッチングを意識したプレゼンテーションを行います!
オンラインでの開催となります。ぜひ、お気軽にご参加ください。
 
【日 時】 2022年8月18日(木) 13:30~15:55
 
【会 場】 オンライン開催    
 
【参加費】 無料
 
【申込方法】
聴講をご希望される方は、「説明会のお申込みはこちら」 よりお申込みください。聴講用URLは開催日の前日にお申込みの際にご登録いただいたメールアドレスにお送りします。申込受付〆切:開催日前日の正午まで
 
■その他詳細については、☞ ホームページ をご参照下さい。
 
 
≪プログラム≫
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①「環境」 13:30~13:55

「スチレンオリゴマーを分解する海水中の細菌」

金沢大学 環日本海域環境研究センター 陸域環境領域 助教 本田 匡人

 
マイクロプラスチック由来のスチレンの研究はスチレンモノマーに集中しており、その分解酵素の研究も進んでいる。一方海洋中には、スチレンモノマーの約5倍量のスチレントリマーが含まれており、魚に対する攪乱作用(女性ホルモン受容体との結合作用)があることを見出した。海水からスチレントリマー分解菌を単離することに成功したので紹介する。
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②「デバイス・装置」 14:00~14:25

「低オン抵抗を実現する新規ダイヤモンドMOSFET構造」

金沢大学 ナノマテリアル研究所 パワーデバイス開発グループ 准教授 松本 翼

 
ダイヤモンドを始めとするワイドギャップ半導体を用いたMOSFETにおいては、ドリフト層を厚くすることで高耐圧を達成するが、同時にオン抵抗が著しく高くなるという課題がある。提案する新技術は、絶縁性の高いボディとドレイン電極から直接伸びる空乏層によって高耐圧と低オン抵抗を同時に達成し、パワーデバイスの低オン抵抗化に寄与する。
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③「材料」 14:30~14:55

「超臨界二酸化炭素を利用したダイヤモンドナノ粒子表面修飾」

金沢大学 名誉教授 田村 和弘

 
本技術は、超臨界CO2のもつ高拡散性・低表面張力によりナノダイヤモンドの凝集を制御でき、高機能性物質をナノダイヤモンド表面に化学修飾することが可能である。また、このプロセスでは有機溶媒の廃液処理や乾燥処理が不要であり、処理コストや環境負荷が低減できる。
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④「アグリ・バイオ」 15:00~15:25

「細胞内相分離の挙動・物性を簡便に定量解析できる蛍光プローブ」

金沢大学 新学術創成研究機構 准教授 羽澤 勝治

 
近年、細胞内で生体分子が水と油のように分離する液-液相分離現象は、生命現象を制御する基盤機構として注目されている。相分離異常と疾患の接点も見出され、相分離の機序解明が求められているが、相分離の挙動を捉える研究ツールが存在しない。本発明により、細胞内で自発的におこる相分離の特性を初めて明らかにできる。
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⑤「医療・福祉」 15:30~15:55 

「新生児でも検査可能な伝音難聴の検査装置」

金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 准教授 村越 道生

 
イヤフォンとマイクロフォンを内蔵したイヤープローブを外耳道に装着し、鼓膜に向けて音刺激を加え、その際の外耳道内音圧の変化を計測することで、中耳の状態を他覚的に検査する技術である。刺激音にノイズ音を用いることで、短時間計測と(数秒程度)とそれによる測定精度の向上が達成される。
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2)公立諏訪東京理科大学 新技術説明会
 
公立諏訪東京理科大学大学から創出された研究成果に基づく特許技術による新技術説明会を開催します。

新技術説明会では、ライセンス可能な特許技術を発表することを原則としており、研究者自らが、ビジネスマッチングを意識したプレゼンテーションを行います!
オンラインでの開催となります。ぜひ、お気軽にご参加ください。
 
【日 時】 2022年8月23日(火) 9:55~11:55
 
【会 場】 オンライン開催    
 
【参加費】 無料
 
【申込方法】
聴講をご希望される方は、「説明会のお申込みはこちら」 よりお申込みください。聴講用URLは開催日の前日にお申込みの際にご登録いただいたメールアドレスにお送りします。申込受付〆切:開催日前日の正午まで
 
■その他詳細については、☞ ホームページ をご参照下さい。
 
 
≪プログラム≫
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(開会挨拶)09:55~10:00
公立諏訪東京理科大学、産学連携センター センター長 渡邊 康之
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①「医療・福祉」 10:00~10:25

「日常に見られる僅かな動きの淀みに着目したMCIの早期発見技術」

公立諏訪東京理科大学 工学部 情報応用工学科 准教授 山口 武彦

 
手段的日常生活活動(IADL)という我々が日常で当たり前に行う行動の中からMCI(軽度認知障害)を特徴づける「動きの淀み」を工学的にモデル化し、それを識別できる技術を開発した。この技術を応用することにより、日常活動を送りながらステルスにMCIのリスクを判定することが可能となる。
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②「機械」 10:30~10:55

「車体が姿勢安定化された全方向移動車両」

公立諏訪東京理科大学 工学部 機械電気工学科 教授 星野 祐

 
全方向移動車両に関する2つの技術を紹介する。1件は3つ以上の全方向車輪で駆動される球体1つで全方向に移動する車両のための球体の駆動方法、もう1件は、3つ以上の全方向車輪で駆動される車台と、それに1つの自在継手で接続された車体で構成される車両とその制御方法である。いずれの車両も姿勢安定性を有する。
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③「機械」 11:00~11:25

「超微細気泡発生器及び超微細気泡発生装置」

公立諏訪東京理科大学 工学部 機械電気工学科 教授 雷 忠

 
本発明は空気、オゾン、水素、酸素、窒素、二酸化炭素などの気体を水、燃料などの液体に混入し、マイクロとナノサイズ大きさの気泡(バブル)を大量に生成し、液体に長時間に溶存するウルトラファインバブル発生器を提供する。本発明を利用した洗浄、植物栽培などに関する応用研究を進めて、改良を行っている。
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④「通信」 11:30~11:55

「同期技術が作る通信の未来像」

公立諏訪東京理科大学 地域連携研究開発機構 特任教授 小林 誠司

 
LPWAなどの低SNRの無線通信において、送信信号にクロスキャリア(レートが異なる二つのチャープ信号を組み合わせた同期信号)を重畳することにより、受信機の消費電力を抑えて確実なキャリア同期を可能とする。
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3)東京都立大学 新技術説明会
 
東京都立大学から創出された研究成果に基づく特許技術による新技術説明会を開催します。

新技術説明会では、ライセンス可能な特許技術を発表することを原則としており、研究者自らが、ビジネスマッチングを意識したプレゼンテーションを行います!
オンラインでの開催となります。ぜひ、お気軽にご参加ください。
 
【日 時】 2022年8月25日(木) 13:55~15:55
 
【会 場】 オンライン開催    
 
【参加費】 無料
 
【申込方法】
聴講をご希望される方は、「説明会のお申込みはこちら」 よりお申込みください。聴講用URLは開催日の前日にお申込みの際にご登録いただいたメールアドレスにお送りします。申込受付〆切:開催日前日の正午まで
 
■その他詳細については、☞ ホームページ をご参照下さい。
 
 
≪プログラム≫
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(開会挨拶)13:55~14:00
東京都立大学 総合研究推進機構 産学連携専門課長  十津川 剛
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①「情報」 14:00~14:25

「陳列作業自動化に向けたパッケージデザインと商品識別法」

東京都立大学 大学院 システムデザイン研究科 機械システム工学域 准教授 和田 一義

 
本発明は、物品の種類や姿勢を認識可能な方法およびシステムを提供するものである。商品に対し予め記憶された模様単位を定められた方向に繰り返し配列し、読み取られた模様と記憶された商品種類の対応関係に基づいて物品および姿勢を特定することにより、確実に商品を認識することを特徴とする。
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②「環境」 14:30~14:55

「安全で低コストかつ安定した原料を用いた有機ケイ素化合物の新しい製造方法」

東京都立大学 大学院 都市環境科学研究科 環境応用化学域 准教授 三浦 大樹

 
本技術は、基幹化学原料であるアルコールから容易に誘導されるエステル、エーテル、ポリエステルに含まれる炭素ー酸素結合を、担持金ナノ粒子触媒を用いることにより、炭素ーケイ素結合に変換する方法に関するものである。本技術によれば、温和な条件下、短時間でアルキルエステル、アルキルエーテルから有機ケイ素化合物を合成することができる。
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③「計測」 15:00~15:25

「目に見えない水蒸気の分布を近赤外光で可視化する!」

東京都立大学 大学院 システムデザイン研究科 機械システム工学域 教授 角田 直人

 
開放空間における水蒸気の2次元分布を、近赤外光を使って測定する技術である。近赤外レーザー光を測定空間に拡大平行照射し、近赤外カメラで撮影したデータから、測定空間内の水蒸気の吸収度合いの分布を導出する。光学系には駆動部がなく安定した計測が可能で、近赤外光を用いるため汎用的なレンズ等を使用できる。
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④「アグリ・バイオ」 15:30~15:55

「世界の穀物不足を救う、『三大穀物間Cybrid植物』」

東京都立大学 大学院 理学研究科  生命科学専攻 教授 岡本 龍史

 
本発明は、顕微授精法を用いてコムギ、イネ、トウモロコシなどの配偶子(卵細胞と精細胞)を任意の組み合わせで電気的に融合させることで、三大穀物間の交雑不全を克服し、コムギ-イネ・イネ-トウモロコシなどの交雑植物(Cybrid植物)を作出する技術である。