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崇城大学地域共創センター

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お知らせ一覧

【講演会・講習会等】量子科学技術研究開発機構 新技術説明会のお知らせ

 
量子科学技術研究開発機構 新技術説明会 【オンライン開催】

【主催】科学技術振興機構、量子科学技術研究開発機構

 
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量子科学技術研究開発機構 新技術説明会
 
量子科学技術研究開発機構から創出された研究成果に基づく特許技術による新技術説明会を開催します。

新技術説明会では、ライセンス可能な特許技術を発表することを原則としており、研究者自らが、ビジネスマッチングを意識したプレゼンテーションを行います!
オンラインでの開催となります。ぜひ、お気軽にご参加ください。
 
【日 時】 2022年7月26日(火) 9:55~11:55
 
【会 場】 オンライン開催    
 
【参加費】 無料
 
【申込方法】
聴講をご希望される方は、「説明会のお申込みはこちら」 よりお申込みください。聴講用URLは開催日の前日にお申込みの際にご登録いただいたメールアドレスにお送りします。申込受付〆切:開催日前日の正午まで
 
■その他詳細については、☞ ホームページ をご参照下さい。
 
 
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1)「計測」 10:00~10:25

「放射光を用いた半導体成長表面の原子スケールその場観察」

量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学部門 次世代放射光施設整備開発センター

高輝度放射光研究開発部 次長 高橋 正光

 
放射光X線回折により、結晶成長中の半導体などの表面構造を3次元的に原子レベルでその場観察できる技術を開発しました。単結晶薄膜などの高精度な成長モニタリングを行うことにより成長条件最適化の強力な武器となるほか、結晶成長メカニズムの詳細な情報が得られることで、新たな成長技術の開発に理論的根拠を与えることが可能になります。
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2)「アグリ・バイオ」 10:30~10:55

「植物体内を流れる光合成産物の転流速度のリアルタイム計測」

量子科学技術研究開発機構  量子ビーム科学部門 高崎量子応用研究所 
放射線生物応用研究部 研究員 三好 悠太

 
葉で作られた光合成産物(糖)は茎内部の師管を流れ、他の器官へと運ばれる(師管転流)。本技術は、師管転流速度の植物非破壊かつリアルタイムな測定を可能にする。本技術により、収穫器官(果実など)への転流量を指標にした栽培管理が可能となり、施設栽培や露地栽培における果実の肥大量や糖度の最大化をより効率的に実現できる。
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3)「計測」 11:00~11:25

「非破壊レーザープラズマ打音検査法の開発」

量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学部門 関西光科学研究所・光量子科学研究部
上席研究員 錦野 将元

 
パルスレーザーのレーザーアブレーションによるレーザー加振を行うレーザー打音に対して、計測対象を傷つけないレーザー誘起プラズマ衝撃波を使って効率的に計測対象を加振するレーザープラズマ衝撃波管法を開発した。表面を傷つけない非接触打音検査に!
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4)「エネルギー」 11:30~11:55

「貴金属を使わずにアルミニウムと鉄の合金で水素を蓄える」

量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学部門 関西光科学研究所 
放射光科学研究センター 高圧・応力科学研究グループ グループリーダー 齋藤 寛之

 
アルミニウムと鉄からなる合金を約7万気圧の高圧水素下に置くと合金が水素を取り込み、金属水素化物を生成することを明らかにした。さらに、合金表面の改質などにより常用圧付近(数十気圧)でもこの合金による水素取り込みが実現できる可能性が高いことが示された。